質の高い歯科治療を提供したい
シュンデンタルクリニックでは現在、6台の歯科用顕微鏡(Leica社製4台・Moller-Wedel社・FLEXION社製、全てドイツ製)を設備しております。マイクロスコープを用いることで、明るい光のもと歯を拡大した状態で治療するため、とても精密な治療が可能となります。
もう一つ大きなメリットがあります。
マイクロスコープはビデオカメラを装着し治療している様子を記録として残すことができます。映像は患者さまに治療経過を説明する際に利用させていただいております。
現在、マイクロスコープを用いた歯科治療は普及しているとはいえない現状です。 又、マイクロスコープを持っていても使いこなせない歯科医師も少なくありません。 シュンデンタルクリニックでは、研鑽のもと、マイクロスコープを使用して高度で精密な根管治療のご提供を心がけております。
マイクロスコープはよく見える!
根管治療とは
根管の中から⻭周組織、細菌、古い充填材料などを細い針状の器具と⼿術⽤顕微鏡を使⽤して丹念に除去していきます。
実際の根管は複雑な形をしており、感染物質を取り除くことは⾮常に難しい治療です。抜髄処置、感染根管処置の段階で質の⾼い根管治療と質の⾼い修復物治療を受けることで、後に再治療、外科的⻭内療法処置に⾄る可能性は⾮常に低くなります。
シュンデンタルクリニックのこだわり
ラバーダム
シュンデンタルクリニックでは、質の高い根管治療をご提供するために、治療の際にはラバーダム防湿を行なっております。
ラバーダム防湿のメリット
- 1.唾液による感染を防止
- 2.水分や湿気を遮断
- 3.頬や舌などにダメージを与えない
マイクロスコープ
治療内容によっては、肉眼での治療では限界があります。
そのため、根管治療など手探りで行わなければならないケースもありましたが、マイクロスコープを導入することで、今まで肉眼では確認できなかったものも確認することができ、治療の精度を飛躍的に向上させることが可能になります。
6台のマイクロスコープ
シュンデンタルクリニックには、現在6台(ユニット全台)のマイクロスコープが設備されています。
1台の設備では、限られた診療室のみでしか該当する治療に対応することができません。
複数台導入することで、来院される全ての患者さまに対して質の高い治療をご提供できる環境を整えることができると考えています。
なぜマイクロスコープが必要なのか?
従来の歯科治療は主に肉眼により行われていたため、肉眼では見えないような小さな虫歯や歯根の病変を取り残してしまったり、あるいは逆に健康な歯の部位を大きく削りすぎてしまうことがありました。
そこで、我々が使用しているのが歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)による治療技術です。
これは脳外科などで培われていたマイクロスコープの技術を歯科にも応用し、高倍率で歯や歯茎を見ながらより高い精度の治療を行なうものです。
この治療法により、選択的に虫歯や歯茎、歯の根の病変を取り除くことができ、さらに拡大視野により精度の高い詰め物や被せの歯を装着することが可能となりました。
より精密に、そして、歯と歯茎にも優しい最先端の歯科治療がこの歯科用顕微鏡治療です。
シュンデンタルクリニックではカメラブランドとしても評価の高いLeica社製の歯科用マイクロスコープ(ドイツ,LeicaM320)を軸とし、合計6台の歯科用マイクロスコープを用いて、さらなる「良質な治療」を患者さんに提供できるよう治療に取組んでおります。
マイクロスコープを使った治療
1.コンポジットレジン修復
初期から中期のむし歯に対して行う治療で、プラスチックの詰めもので歯を修復する治療です。
健康な歯質を残しつつむし歯を取り切ることで適合性と審美性を兼ね備えた治療になります。
2.根管治療
根管の中は肉眼で細部まで見ることが出来ません。一般的にはレントゲンを見ながら“経験と勘“を頼りに治療を進めていきます。マイクロスコープを使用すると、根管内を詳細に細部まで観察することが出来るため、感染源を細部まで治療することが可能になります。結果的に治療の成功率は飛躍的にあがり、歯を長きに渡り守ることが出来ます。
3.歯周治療
歯周病は歯の周りに細菌が感染し、歯周ポケットという溝をつくりながら歯を支える骨を徐々に溶かしていく病気です。歯周病菌がつくる“バイオフィルム”という頑固な膜をいかに除去するかが再発を防ぐ鍵となります。マイクロスコープを用いて治療することで、歯周ポケットに的確に器具を入れることが出来ると同時に、肉眼では見えなかった感染源までも除去することが可能になります。
4.予防治療
マイクロスコープは歯科医師だけが使用するわけではありません。歯科衛生士がメインテナンスする際に使用することもあります。歯周ポケットの中まで詳細に確認することが出来るため、肉眼よりもさらに的確にプラークを除去することが可能になります。また、新たなむし歯等の発見も可能になるため、口腔内を守る立場の歯科衛生士が使うメリットは非常に大きいものとなります。
マイクロスコープを使って見える世界
ご自身の歯を鏡で見ることはあっても、歯と歯の境目や歯茎との境目などをまじまじと見るのは難しいことと思います。まして、一本の歯に注目してみることも難しいことです。
マイクロスコープを使えば、どのような病気が隠れているか一本一本、手にとるように解ります。我々はそれを見ながら、検査診断の基本としております。我々歯医者は、患者さまの歯を残すことも命題です。歯を削る際は、最小限に留めて削るようにします。マイクロスコープを使えば、境界がはっきり見えますので、精密に治療を行うことが可能となります。
わかりやすい説明のために
歯科の分野は治療の選択肢が広く、自費なども含めると素材の選択なども患者さま自ら決定できる部分があり、歯科医師は、「どんな方法があるのか、どんな材料を使うのか、費用やメリット・デメリットを説明する義務がある」というのは、すでにご承知かと思います。
その説明の際に、ただ闇雲に話をしているだけだと、患者さまの理解度は上がらないと我々は考えています。視覚的な教材や、具体的な模型などを駆使して説明することで、患者さまご自身が口腔内の状況を理解しやすいようにしたいのです。
「学習は体験することでより深く学ぶ」ことができます。
ご自身の歯の治療をご自身で行うことは危険ですので、歯科医師が変わって行なっているわけですが、その状況を映像で見ることは、歯科医師の体験を共有できる一つのツールであるとも考えられます。
当院では、マイクロスコープを使用して行なった治療を現状を皆さまにお見せします。
理解しやすい説明を行う上で、見せる治療はとても有意義なことと捉え、シュンデンタルクリニックでは治療の可視化を徹底するようにしております。