「予防歯科」大国・スウェーデン
スウェーデンは「予防歯科」先進国として知られています。スウェーデンもかつて多くの人がむし歯や歯周病で歯を失っていました。その状況を重く見たスウェーデン政府は1970年代「予防歯科」を国家一大プロジェクトとしてスタートさせました。その結果、現在世界で最も歯科疾患が少ない国と言われています。
調査でわかった日本とスウェーデンの違い
スウェーデンが「予防歯科」先進国と言われる背景には国家の積極的戦略がありました。統計学からも日本とスウェーデンの違いがわかります。スウェーデン・イエテボリ大学は、むし歯と歯科医院でおこなうプロフェッショナルケアの関連性について大規模調査を行ないました。その結果、むし歯予防にはセルフケアとプロフェッショナルケア両方が重要であることがわかりました。従来の「痛くなったら治療する」という対症療法ではなく「予防歯科」が重要であると報告しました。
スウェーデン政府は「予防歯科」の考えを国策として採用し歯科医院を受診することを義務化しました。国民全員が定期的にプラークコントロールと歯科清掃指導を受けることを義務付けしたのです。
80歳の人の歯
「年をとれば歯を失う」と考える人も多いのではないでしょうか。スウェーデンでも1980年代ころまでは同じでした。
日本人80歳の平均歯数は8本に対し「予防歯科」を実践してきたスウェーデンでは20本と大きな開きがあります。
スウェーデン国民は80歳になっても若い時とさほど変わらない歯の本数を維持していることになります。
シュンデンタルクリニックの「予防歯科」
歯の健康は体の健康と考えシュンデンタルクリニックは「予防歯科」を推進しています。 当院では十分なトレーニングを受けた歯科衛生士が最高水準の機器を用いて、たっぷりと時間をかけてプロフェッショナルケアをおこないます。
歯科衛生士 11名体制
当院には11名の歯科衛生士が在籍しています。 診療の準備、補助から、予防・メインテナンスまですべて。 シュンデンタルクリニックは診療スタッフ全員が歯科衛生士です。 口腔ケアのプロとして皆さまの健康に寄与していきたいと思います。
むし歯や歯周病になり痛みが出てから歯科医院へ行くと治療が複雑になりいずれは抜歯という選択が多くなります。 問題が起きてから治療を受けるのではなく、歯科医院での「プロフェッショナルケア」と自身で行う「セルフケア」の両方を行う「予防歯科」を実践することが大切です。
プロフェッショナルケア
自分できれいに磨いたつもりでも細菌の塊(プラーク)や歯石がついてしまいますので、それらを歯科衛生士がプロフェッショナルケアをおこない除去することにより、健康的な状態を維持しお口の中の問題を早期に発見し治療することが可能です。
セルフケア
自身で歯のブラッシングを行いプラークを除去することです。プラークは歯に付くとブクブクうがいでは落ちず、放置するとだ液と混ざり歯石になってしまいます。プラークを歯ブラシや歯間ブラシ、糸ようじを使い毎日きれいに磨くことで歯石の付きにくい綺麗な状態を保つことができます。
シュンデンタルクリニックでは、歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」と自身で行う「セルフケア」の両方を行うことでお口の健康だけでなく体の健康にもつながる予防歯科を行っています。
当院の歯科衛生士から
定期的なメインテナンスに通っていただくことで、私たち歯科衛生士が皆さまのお口の健康はある程度守ることができますが、定期的なメインテナンスとご家庭での的確なケアによって、より永続的に良好な状態を保つことが可能になります。シュンデンタルクリニックでは、ご家庭でのケアに対するご提案も行なっています。
- 口腔内の状態
- 各種検査からのリスク分析
- 年齢や生活習慣
シュンデンタルクリニックでは、二人三脚で皆さまの口腔内を守っていきたいと考えています。